シンガポール🇸🇬からやって来るサーシャ・ペレグリーニさんと、Segassimo企画Pelle-コンサートを門天ホールにて立ち上げてみることになりました🙌→12/17(火)
「未定の領域-流謫の中の世界」
と名付けて見ましたが、
「Composition(作品)↔︎ lmprovisation(即興)continuum(連続体)」の完全なる意訳です🤔
こうした“翻訳”や、“解釈”の無限の広がりへの探究というのが、今回のテーマになりますが、この経緯に内容を、これから少しずつお話できたらと思います🐾
サーシャと何ができるかなと、半年間彼の話を聞きながらずっと観察してきましたが👀💨、シンプルなデュオに収まりそうになく、この度は、懐の3倍増しの木下正道さんに、優しさ3倍増しの菊地秀夫さんにガッツリ入っていただきながら、少し音響的にも哲学的にも掘り下げた探究の会になればと思って、サーシャと選曲・企画しました😤
チラシデザインは、Sascia Pellegriniさん作です✨
昨年、佐藤紀雄さんがコロナ後に日本に呼び寄せてから、だいぶ日本に馴染んでいるサーシャさんですが、姿としては、背は私の3倍あって、彼の顔は私の1/3のサイズ🕴️なのでオンラインでの画面はこちらとあちらの画面占有率が大きく異なるため、私の面白い英語とあいまって、なかなかに楽しい珍道中です😂
まずは、
・J.ケージ:27 10.554”(1956)
・M.フェルドマン:The King of Denmark (1965)
を4人、2人で!?
とびっくりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回は多彩なペレグリーニさんの才能から、打楽器奏者の側面にまず光を当てて、彼のperc.のレパートリーから「解釈」の探究の世界へ。アイデアは常にサーシャ発信です⚡️
個人的には、星谷丈生さんの『四季』(今年も10/14@ソノリウム、星谷個展で新解釈聴けます!☝️)の、グラフィックな譜面で演奏させて頂いたときに、その誕生の元祖と言われるCageの『Notations』の本を長らく眺めていたことも、ひとつのきっかけになりました。ここをもう少し生かしてみたい!
図形楽譜をいまさら、、、今更!?
この熱いシンガポール人さんは、謙虚ながらに、質問すると、猛烈に彼のアイデアを語ってくれます。
その割には、彼は私のことを“inquisitive”だと言うのです!必殺new word でした。これはよく言えば「好奇心旺盛」であり、逆に言えば、「根掘り葉掘り」さん😂
と、色々、なかなか私も追いつくのが大変ですが、今は日々、少しずつ紐解いています。音に辿り着くまでがLong way🛣️です!
ということで、「図形楽譜、今更?」でもなく、遡って、1920年代の『Urbild(原イメージ)』の風景を今一度自由に表現してみたいというのが、今回の原点です。
そのために門天が丁度良い😇門天があって、よかった!!♡
ということで、サーシャと木下正道の新作のことにも触れられず、、まずは自己紹介的なことはここまでとして、
何というか、私としては演奏にもガッツリ組み入りながら、菊地さんの黄金のお手をお借りしながら、
「サーシャ・ペレグリーニ、そして木下正道をフューチャーしたい!」
というプロデューサー的な役回りで構えてみたいと思っています🙇♀️🍀
あと2ヶ月以上あるので、投稿いくつできるかな。
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-未定の領域-流謫の中の世界-
COMPOSITION IMPROVISATION CONTINUUM
2024 12.17 (火)
open 18:30 start 19:00
【Ticket】前売2,000円当日2,500円
両国門天ホール
【Members】
サーシャ・ペレグリーニ(作曲・エレクトロニクス・メロディカ)
瀬川裕美子(ピアノetc.)
木下正道(作曲家・エレクトロニクス・パフォーマンス)
菊地秀夫(クラリネット)
【Program】
J.ケージ :2710.554(1956)
M.フェルドマン:The King of Denmark (1965)
C.カーデュー:Treatise (1963-67)
八村義夫:Improvisation (1957)
K.シュヴィッタース:Ursonate(1922-32)
不下正道:「問い?」( 2024新作)
L.ベリオ:Wasserklavier(1965)
湯浅譲二:プロジェクション・エセムプラスティク(1962)
S.ペレグリーニ:Water Bowl (2024新作)
【Concept】
シンガポールからやって来たアーティスト:サーシャ・ペレグリーニとピアニストの瀬川裕美子の出会いから、ゲストにクラリネット菊地秀夫とエレクトロニクス・作曲の木下正道を迎え、ケージ、フェルドマン、カーデュー、湯浅譲二の作品を中心に、今新たに図形楽譜の解釈の探求の世界へ。シュヴィッターズの音響詩「Ursonate 」のパフォーマンスと、言語に内在するコミュニケーションの非接続/不接続を露呈することを目論む木下正道の新作が向い合せとなり、“流謫の中の世界”とも言うべき1920年代の「Urbild(原イメージ)」が追求する自由さを表現します。Improvisationと名付けられた八村義夫”作品”から、最後にはペレグリーニ・サーシャによる水を使ったほぼ即興による新作に向かって Composition(作品)→lmprovisation(即興)continuum(連続体)を体感する一夜です。
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